診療内容
消化器科・内視鏡検査・肛門疾患
当院の内視鏡検査 3つの特長
大病院レベルの内視鏡検査を、たつの市で

内視鏡機器「EVIS X1」を導入しています。
がんやポリープなどの微細な病変も高画質で観察でき、NBI(狭帯域光)や拡大観察機能により、胃がん・大腸がん、ポリープの早期発見に役立ちます。炎症性疾患の早期診断につなげます。
苦痛をできるだけ少なく

極細スコープを使用し、苦痛の少ない内視鏡検査に対応。
ご希望の方には鎮静剤も使用でき、眠ったような状態で検査を受けられます。検査後は院内でしっかり休んでからお帰りいただけます。
肝臓・胆のう・すい臓など、消化器全体を診る力

超音波検査や血液検査を組み合わせることで、肝炎・脂肪肝・胆石・膵炎・膵がんなどの診断にも対応しています。
「なんとなく体調がすぐれない」「健康診断で異常を指摘された」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
胃カメラ
このような症状はご相談ください
胃カメラの流れ
STEP01
ご予約
外来での診察、またはWEB予約、お電話にてご予約ください。
予約時に、前日の注意事項や当日の過ごし方などの詳細を記載したメールをお送りいたします。
※当日検査はできませんので、ご了承ください。ただし症状に応じて緊急検査を行うことはあります。
STEP02
検査前日
検査前日は、夜9時までに食事を済ませてください。
STEP03
検査当日
当日早朝8時にご来院ください。
鎮静あり・なしを選べますが、鎮静をご希望の方は、当日は車の運転ができませんのでご注意ください。
STEP05
結果説明
検査結果について医師より詳しくご説明いたします。
胃カメラの費用目安(保険診療/3割・1割負担の場合)
| 内容 | 3割負担 | 1割負担 |
|---|---|---|
| 胃カメラ(観察のみ) | 約5,000円 | 約1,500円 |
| 胃カメラ+病理検査 | 約8,000円〜10,000円 | 約2,500円〜3,000円 |
※病理検査(組織検査)は医師の判断により行います。
大腸カメラ
下部消化管内視鏡検査
このような方におすすめです
大腸カメラの流れ
STEP01
事前診察
外来で事前診察を行います。通常の診察枠でご予約いただくか、直接ご来院ください。
STEP02
診察・検査日予約
検査前に医師による丁寧な問診と診察を行い、検査日を決めます。
STEP03
検査前日
検査前日は、夜9時までに食事を済ませてください。
STEP04
検査当日
予約時間にご来院ください。検査中にポリープが見つかった場合は、その場で切除が可能です。
STEP05
結果説明・後日受診
検査結果は当日または後日に、医師より詳しくご説明いたします。
大腸カメラの費用目安(保険診療/3割・1割負担の場合)
| 内容 | 3割負担 | 1割負担 |
|---|---|---|
| 大腸カメラ(観察のみ) | 約6,000円 | 約2,000円 |
| 大腸カメラ+病理検査 | 約10,000円〜13,000円 | 約3,000円〜4,000円 |
| ポリープ切除を行った場合 | 約20,000円前後 | 約6,000円前後 |
※使用薬剤や処置内容により金額は前後します。
肝胆膵疾患(肝臓・胆のう・胆管・すい臓)にも対応
当院では、以下のような消化器に関する病気のスクリーニング・診断を行っています。
| 対象臓器 | 主な疾患 | 検査方法 |
|---|---|---|
| 肝 | 肝炎ウイルス、肝障害、脂肪肝、肝硬変 など | 血液検査+腹部エコー (症例、病状に応じて専門医に紹介させていただきます。) |
| 胆 | 胆石症、胆のうポリープ、胆管結石 など | |
| 膵 | 膵炎、膵のう胞、膵がんの疑い |
当院での膵臓がん早期発見への取り組み
膵臓がんは年々増加しており、依然として予後の厳しいがんのひとつです。
初期には自覚症状がほとんどないため、早期発見が極めて重要です。
当院では、患者さまに膵がんのリスクを知っていただき、問診と腹部エコーによる早期発見に力を入れています。
リスク因子チェックリスト
これらの因子が複数あてはまる方は、膵がんの発症リスクがより高いとされています。
当院での取り組み
当院では、問診で膵がんのリスクが高いと考えられる方には、腹部エコー検査や血液検査をすすめています。
腫瘍が見つからなくても、主膵管の拡張・膵萎縮・膵のう胞などの所見がある場合には、早期精査のため、基幹病院への紹介を積極的に行っています。
また、たつの市では「町ぐるみ検診(個別検診)」の中に腹部エコー検診が含まれています。
当院ではこの制度を活用し、地域全体で膵臓がんの早期発見に取り組んでいます。
受診のおすすめ
糖尿病や肥満、喫煙・飲酒習慣のある方、家族に膵がんの方がいる方は、血液検査や腹部エコー検査を受けてみることをおすすめします。
早期に異常を見つけることが、将来の健康を守る第一歩となります。
肛門疾患
痔などの肛門まわりのお悩みは、恥ずかしさから受診をためらう方も多いですが、そのままにしておくと、痛みや不快感で日常生活がつらく感じることもあります。
当院では、女性医師による診察を週2回(火曜・木曜 午前)実施しており、女性の方も安心して受診してくださっています。
初期の段階では、生活指導や軟膏の処方などで改善できるケースも多くあります。
「これって痔かな?」と不安に感じたときは、無理をせず、早めにご相談ください。
※当院では痔などに対する処置は行っておりません。必要な場合は、連携病院をご紹介いたします。
よくあるご質問
Q鎮静剤を使うと眠ってしまいますか?
Aうとうとした状態になりますが、完全に意識がなくなるわけではありません。リラックスして検査を受けていただけます。
Q車で来てもいいですか?
A鎮静剤を使用される方は、当日は車の運転ができません。公共交通機関またはご家族の送迎をご利用ください。
Q検査当日はどのくらい時間がかかりますか?
A胃カメラは30〜60分(検査自体は5~10分)、大腸カメラは準備を含めて2〜3時間(検査自体は20~30分)ほどが目安です。